はじめに
このブログを始めるにあたり、いくつかお伝えしたいことがあります。現代社会には詐欺師が多く、特に投資の世界では注意が必要です。宣伝や広告はすべて詐欺だと思って臨むべきです。『必ず儲かる』といった話には裏があり、そういった言葉を使う者は詐欺師である可能性が高いです。
利益予想と損失のリスクは逆相関の関係にあります。日本国内だけでも、株式投資をしている人はおよそ2000万人います。そのうち、株式情報を求めている人は約半数の1000万人に上るでしょう。さらに、海外の投資家も加わります。これほど多くの人々が情報を追いかけている中で、特別に自分だけに良い情報が届くことはありえません。
仮に、誰かが大儲けをしたという話が真実だったとしても、それは宝くじのようなものです。当たり券が存在するのは事実ですが、多くの富裕層はそのような当たり券を求めています。彼らにとっては、現金を表に出すための手段として重要であり、税務対策の一環でもあります。
昨年5月から株価が上昇傾向にありますが、株式口座の評価額と実際の資産額は異なります。正確には、資産額は評価額から(購入金額合計×20.315%)および手数料を差し引いた金額です。ネット証券では手数料が安いため無視できることもありますが、税金20.315%は無視できません。
もし、あまりに美味しい話だと思ったら、なぜプロの大口投資家が動いていないのか、なぜ銀行が融資をしないのかを考えてみるべきです。
利益の実態
株式投資で利益を得ることは、他の投資家が損をしていることを意味します。ただし、株式投資には預金のような側面があり、一般的にはインフレ率に見合って株価が上昇するため、長期的にはプラスのリターンが期待できます。また、株式投資での利益には、株価の上昇に加えて配当金や株主優待も含まれます。
桐谷さんの報道以降、株主優待に対する関心が高まりましたが、優待の中には自社の宣伝を目的としたものも多く見られます。配当と異なり、株主優待には20.315%の税金がかからないため、その増加が見られる一方で、多くの優待が個人の好みに合わないこともあります。
最近では、株主優待を廃止して配当に回す企業が増えてきているように感じられます。
おわりに
株式情報サイトには、公的なものから詐欺師が運営するものまで、さまざまな種類があります。私がこのブログを立ち上げた理由は、詐欺や詐欺まがいのサイトが非常に多いことに危機感を抱いたからです。
詐欺師たちは、自分たちが利益を得るために、株価を操作するような情報を流し、売り抜ける際には株価が上がるように、買い集める際にはその逆の情報を流すのが一般的です。こうした詐欺や詐欺的行為に惑わされないために、このサイトを作りました。
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